家づくりの選択肢は新築だけじゃない|性能向上リノベ・マンションリノベも比較|愛媛の工務店 ブログ

家づくりの選択肢は新築だけじゃない|性能向上リノベ・マンションリノベも比較|愛媛の工務店

こんにちは。愛媛の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。

家を持とうと考えたとき、どんな選択肢を思い浮かべますか? 注文住宅を建てる、建売住宅を買う、中古の家やマンションを買う、タワーマンションを買う……。本当にいろんな選択肢がありますが、これまでは「家を持つなら新築」という方がとても多かったと思います。

この記事でわかること

  • 建築費が上がり、新築の予算がどれくらい厳しくなっているか
  • 中古住宅の「性能向上リノベ」と「お化粧リノベ」の違い
  • 中古マンションリノベ・実家の部分リノベという選択肢
家づくりは新築だけじゃない 暮らしの選択肢

今日は、建築費が上がり続けている今だからこそ知っておいてほしい「暮らしのいろんな選択肢」について、私の考えをお話しします。

新築の予算が、どんどん厳しくなっている

新築の注文住宅は、だいたい35坪くらいが一般的です。昔は40坪の家も多かったと思います。

私はこの業界で10年以上働いていますが、仮に坪100万円で考えても、35坪で3,500万円。最近は坪100万円でも難しくなってきていて、4,000万円、5,000万円が当たり前になりつつあります。

これは、お客さんが悪いわけではありません。インフレで、建築資材も人件費も、本当に高くなってきているからです。

「床面積を減らす」だけが答えではない

予算を合わせる一番簡単な方法は、延床面積を小さくすることです。35坪を30坪に、さらに20坪台後半に……。

もちろん、小さい家にも良いところはあります。「事実は一つ、解釈は無数」という言葉があるように、家がコンパクトになれば、光熱費が安くなる、家族がつながりやすくなる、といった見方もできます。

でも、「お金がないけん35坪が30坪になった」と悪いところばかり見てしまうと、せっかくの家づくりがどんどん楽しくなくなってしまいます。そんなときは、新築以外の選択肢にも目を向けてみてほしいのです。

新築・性能向上リノベ・マンションリノベ・部分リノベ 家づくりの選択肢

選択肢1:中古住宅の「性能向上リノベーション」

リノベーションと一口に言っても、中身は大きく2つに分かれます。

  • お化粧リノベ:お風呂・キッチンなどの水回りと、壁紙の張り替えが中心。断熱や耐震にはほとんど手を入れない(業界ではこう呼ぶ人も多いです)
  • 性能向上リノベーション:見た目だけでなく、断熱や耐震などの性能まで高めるリノベーション

中古住宅を買ったり、実家や空き家を活かしたりするなら、私は性能向上リノベーションをおすすめしたいです。見た目がきれいになっても、冬に寒い、地震が心配という家のままでは、安心して長く暮らせないからです。

お化粧リノベと性能向上リノベの違い(断熱・耐震まで高めるか)

選択肢2:中古マンションを買ってリノベーション

「駅の近くに住みたい。でも、そこで新築は難しい」。そんなときは、中古マンションを買ってリノベーションするという選択肢もあります。実は、私もいつかマンションリノベをやってみたいと思っています。

私は以前、松山で現場監督をしていて、ずっと鉄筋コンクリート造の建物に携わっていました。その経験から言うと、コンクリートは熱を伝えやすく(熱伝導率が高く)、外の暑さ寒さの影響をもろに受けますし、結露も起きやすい素材です。

ただ、考え方次第です。リノベーションのときに内側からしっかり断熱すれば、暮らしやすさは大きく変わります。

また、マンションの窓は一般的に「共用部分」で、管理組合が管理しているため、自分の判断で交換することはできません。そんなときも、今の窓の内側にもう一枚窓を付ける「内窓」で断熱性を高める方法があります(管理規約の確認や届け出が必要な場合があります)。

選択肢3:実家を「部分的に」断熱リノベーション

たとえば、こんなケースも考えられます。

「新築の注文住宅で35坪を考えていた。でも、実家が自然豊かなところにあって、45坪〜50坪の古民家のような家が建っている」

45坪〜50坪の家を全部直すのは、正直かなりハードルが高いです。でも、45坪のうち、普段暮らす25〜26坪だけを断熱リノベーションするという選択肢もあります。全部を直さなくても、暮らしの中心になる場所を快適にすることはできるのです。

私自身のこと:新築ばかりやってきたからこそ

なぜ今、この話をしているのか。正直に言うと、私たちはこれまで新築ばかりやってきました。リフォームももちろんやっていましたが、メインは新築です。

振り返ると、その中には「建て替えずに、リノベーションしたほうが良かったかもしれない方」もいたかもしれません。だからこそ、これからは最初から選択肢を一つに決めつけず、一緒に広げて考えるお手伝いをしたいと思っています。

ちなみに今日の話は、現場から会社に帰る車の中で録音しました。こうした隙間時間も活用して、家づくりのヒントを発信していきます。

よくある質問

Q. 性能向上リノベーションとは何ですか?
A. 水回りや内装をきれいにするだけでなく、断熱や耐震などの住まいの性能まで高めるリノベーションです。中古住宅や実家を長く安心して使いたい方におすすめです。

Q. マンションの窓は交換できますか?
A. マンションの窓は一般的に共用部分のため、自分の判断では交換できません。今の窓の内側に「内窓」を付けて断熱性を高める方法があります(管理規約の確認や届け出が必要な場合があります)。

Q. 家全体ではなく一部だけリノベーションできますか?
A. できます。広い実家や古民家なら、普段暮らす部分だけを断熱リノベーションする方法もあります。ご家族の暮らし方と予算に合わせてご提案します。

まとめ

  • 建築費の上昇で、35坪の新築でも4,000万〜5,000万円が当たり前になりつつある
  • 予算を合わせるために床面積を減らすだけでなく、新築以外の選択肢も比べてみる
  • 中古住宅は、見た目だけの「お化粧リノベ」ではなく、断熱・耐震まで高める「性能向上リノベ」を
  • 中古マンションは、内側からの断熱や内窓で快適にできる
  • 実家や古民家は、暮らす部分だけを断熱リノベーションする方法もある
  • 「これ」と決めつけすぎず、選択肢を一度広げてから考えることで、暮らしやすくなる

新築にするか、リノベーションにするか、迷っている方はお気軽にご相談ください。

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