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こんにちは。愛媛の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。
今日のテーマは「相続」です。「工務店の社長が、なんで相続の話?」と思われるかもしれません。でも、家を建てたりリフォームをしたりする仕事は、不動産とずっと関わる仕事です。相続でもめる話は皆さんもよく耳にすると思いますが、私は相続はお金より、家族の気持ちが大切だと考えています。
この記事でわかること

リフォーム工事などでうかがうと、私より二回りも三回りも上の、60代・70代・80代のお客さんから相談を受けることがあります。
家のことを任せてくださっているからこそ、一緒に悩みを打ち明けてくださる方が多いんです。
相続というと、亡くなった後の手続きや、財産を分ける話を思い浮かべる方が多いと思います。でも実際の相談の現場では、手続きだけでは整理できない悩みがたくさんあります。
特に最後の「思い」は、とても大事なのに、うまく言葉にできないことが多いもの。気持ちが伝わらないまま、イラッとしてけんかになり、反対の方向に行ってしまう。そんなこともあるのかなと思います。

私は今37歳で、父と母はもう70代半ばです。相談に来られる方も、50代くらいで親御さんが70〜80代、という方が多いので、私自身もまさに当事者です。
会社を経営していると、お金のことをきちんと考えておかないと、余裕がなくなって、お客さんや息子に迷惑をかけてしまうかもしれない。そんな危機感もあって、この2年ほど相続の勉強を始め、少しずつ相続のご相談もお受けするようになりました。
正直、最初は私も「弁護士さんに相談したらええんかな?」「どうしたらええんやろ」と、何から始めればいいのか分かりませんでした。
相続には、税理士さん(相続税)、司法書士さん(登記)、弁護士さん(もめごと)、不動産会社、保険会社、建設会社など、たくさんの専門家が関わります。
ただ、いきなり税理士さんや弁護士さんに相談するのは、ハードルが高いですよね。そもそも最初は、自分の悩みがどの専門家に関係するのかが分からないと思います。
そこで私は、相続の最初の相談窓口として、
という役割を担っています。建築ではフランチャイズに入っていませんが、相続だけは専門の本部に加盟しています。相続は奥が深く、一つ間違えるとお客さんの人生を大きく左右してしまうからです。一人ですべてを完結することはできないので、専門家と力を合わせることが大切だと考えています。

ぜひ頭に入れておいてほしいのは、いきなり手続きを進めることが相続対策ではないということです。まずは、この3つから。
1. 現状を知る(家族構成・財産・不動産)
2. 将来起こりうる問題を整理する
3. 家族の意向を確認する
お金の話はしたくない、という気持ちはよく分かります。でも、何も対策をしていなかった方が、後で後悔しているケースは少なくありません。相続は、家族のこれからの暮らしを考える大切な機会でもあると思います。
暮らしが豊かにならないと、幸福度は上がりません。知っているか知らないかで大きく変わるので、これから少しずつ、こんなテーマもお話ししていく予定です。
Q. 相続の相談は、まず誰にすればいいですか?
A. 相続税は税理士、登記は司法書士、もめごとは弁護士と、内容によって専門家が分かれます。最初はどこに当てはまるか分からないことが多いので、まずは悩みを整理するところから始めるのがおすすめです。
Q. 工務店に相続の相談をしてもいいのですか?
A. はい。ささき建設では最初の相談窓口として、家族構成や財産の内容を整理し、必要に応じて税理士・司法書士・弁護士などの専門家と連携しています。実家や空き家のご相談もお気軽にどうぞ。
Q. 相続対策は何から始めればいいですか?
A. いきなり手続きを進めるのではなく、①現状を知る ②将来起こりうる問題を整理する ③家族の意向を確認する、の3つから始めるのがおすすめです。
家づくりやリフォームとあわせて、実家や空き家、相続のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。