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こんにちは。愛媛の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。
コロナの頃、「換気してくださいね」という言葉をよく耳にしましたよね。換気が大事なのは何となく分かっていても、「具体的に、家の中で何を外に出しているの?」と聞かれると、ちょっと答えにくいかもしれません。家づくりでは第1種・第2種・第3種換気といった方式の話も出てきますが、今日はそのおおもと、換気の基本を整理してお話しします。頭の中がすっきりすると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事でわかること

今、皆さんが住んでいる家の中でも、実はいろいろな物質が発生しています。発生源は大きく4つに分けられます。

建材からの物質については、私も現場監督をしていたころ、ずっと気にしていました。建材には、ホルムアルデヒドの出にくさを表す「F☆☆☆☆(エフフォースター)」という表示があり、使う材料がそれに当てはまっているかを一つひとつチェックしていたんです。目には見えないものだからこそ、建材の段階から要注意です。
こうした水蒸気や二酸化炭素などを外に出して、外のきれいな空気を取り入れること。これが「換気」です。
ちなみに、2003年の建築基準法の改正(シックハウス対策)で、今の住宅には原則として24時間換気(1時間に0.5回以上、家の空気が入れ替わる機械換気)の設備が必要になっています。
湿度は、夏は下げたい、冬は上げたいもの。季節ごとの湿度も意識しておくと、体調を崩しにくい住まいになります。
難しいのは、換気は大事だけれど、しすぎると光熱費が上がってしまうことです。せっかく暖めた(冷やした)空気まで外に出してしまうからです。
そこでおすすめしたいのが、CO2センサーを置いて、二酸化炭素の濃度を見ながら暮らすこと。目安としてよく使われるのが1000ppmで、ビルなどの空気環境の基準にもなっている数字です。家に何人いるかでも濃度は変わるので、数字を見ながら窓を開けたり換気を調整したりすると、空気のきれいさと光熱費のバランスがとりやすくなります。

今日は換気の話をしましたが、空気清浄機や集じん機など、ウイルス対策やPM2.5対策もあわせて考えておくと安心です。
Q. 24時間換気は止めてもいいですか?
A. 2003年の建築基準法改正以降の住宅は、24時間換気を前提に計画されています。電気代が気になっても、基本は止めずに使い、CO2濃度などを見ながら窓開けなどで調整するのがおすすめです。
Q. CO2センサーの1000ppmとは何の数字ですか?
A. ビルなどの空気環境の基準にも使われている二酸化炭素濃度の目安です。住宅の法律上の基準ではありませんが、換気の状態を知るわかりやすい目安になります。
Q. F☆☆☆☆(エフフォースター)とは?
A. 建材から出るホルムアルデヒドの量が最も少ない等級を表す表示です。内装に使う建材を選ぶときの目安になります。
空気はきれいな方がいいですよね。換気の方式や、家の空気環境で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。