ブログ
こんにちは。愛媛の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。
今日はご報告です。このたび、防災士の試験に合格しました。建築士として、工務店の社長として、なぜ防災士を取ろうと思ったのか、講座で学んだこと、そして家づくりにどう生かしていきたいかをお話しします。
この記事でわかること

日本は地震大国で、台風や大雨などの災害も毎年のように起こります。
私が中学生の頃、地元の新居浜市でも土砂災害があり、住めなくなった家の片付けにボランティアのような形で行ったことがあります。あのときから、知識があると救える命がある、誰かが誰かを救うこともできる、と思うようになりました。きれいごとに聞こえるかもしれませんが、だからこそ自分自身も防災の知識を持っておきたいと考えました。
もう一つのきっかけは、耐震診断でうかがったお客さんの言葉です。「防災士の講座を受けたときに、耐震改修のことを知ったんです」とお話しされていて、一般の方がそこまで勉強されているなら、建築に携わる自分こそ学ばなければ、と思いました。
防災士は、税理士や弁護士のような独占業務がある資格ではありません。合格率も高いと言われています。でも、ここだけの話、私にとっては結構難しくて、試験ぎりぎりまでずっと悩んでいました。合格がわかったときは、正直ホッとしました(笑)。
講座は、愛媛県松山市で2日間。分厚い教本を使って、たくさんのことを学びました。

教本は大きく6つの章に分かれていて、主にこんな内容を学びます。
愛媛でも、2024年には松山城の城山で土砂崩れが起き、昨年は今治市で大規模な山林火災もありました。身近な場所で災害は起こっています。
私は新居浜市が地元で、新居浜市・西条市・四国中央市を中心に家づくりをしています。南海トラフ地震が来たら、津波はどこまで来るのか。そういうことは知っておいた方が絶対にいいですよね。
でも、日々の生活が忙しいと、なかなかそこまで調べられません。だからこそ、建築の仕事に直結する知識として、私が学んでお伝えしていきたいと思っています。新居浜市の紙のハザードマップも、市役所の危機管理課にもらいに行くつもりです(PDFでも見られますが、1冊手元にあると安心です)。
講座では、熊本地震の際に応援に行かれた行政の方のお話もあり、実際に現地へ行った人の話は本当に勉強になりました。
私自身も、能登半島地震のときに石川県輪島市へ行かせていただきました。トイレのこと、仮設住宅のこと。当事者になってみないと分からないことがたくさんあると感じました。
日頃からキャンプなどで、発電機や太陽光のバッテリー、空気で膨らませるベッドなどを使っておくと、いざというときのストレスや余裕がまったく違うと思います。3歳の息子との思い出づくりも兼ねて、わが家なりの備えをしていきたいと思っています。

講座でも、地震への備えとして耐震診断と補強が大きく取り上げられていました。正直、まだ手が回っていない仕事もあるので、気合いを入れ直しました。この収録が終わったら、さっそく仕事を頑張ります。
Q. 防災士とはどんな資格ですか?
A. 日本防災士機構が認証する民間資格で、講座の受講と試験の合格などで取得できます。独占業務はありませんが、地域や職場の防災に役立つ知識を体系的に学べます。
Q. 地元のハザードマップはどこで手に入りますか?
A. 多くの市町村でホームページからPDFを見られるほか、市役所の危機管理課などで紙のものをもらえることもあります。
Q. 耐震診断はどんな家で受けた方がいいですか?
A. 特に1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた家や、増改築を重ねた家はおすすめです。お気軽にご相談ください。
忙しい毎日の中でも、余裕を持って生きられるように、これからも学び続けて新しいことに挑戦していきます。耐震診断や耐震補強、防災のことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。