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こんにちは。愛媛の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。
今回は「これからの住宅業界」について、いま私が考えていることをお話しします。結論から言うと、性能が当たり前になったこれからは、家づくりより「暮らしづくり」が大切になるということです。
この記事でわかること

少し前までは、次のような性能を備えていれば、それだけで家づくりの強みになっていたと思います。
■ 3〜5年で一気に変わった
3〜5年前は、断熱等級6の家を建てられる会社はまだ少数派でした。一条工務店さんやアイ工務店さんがどんどん性能を高め、ほかの大手ハウスメーカーでも高断熱を標準にする会社が相次いでいます。
■ 展示場では等級6が当たり前
いまでは一般のお客さんが住宅展示場に行くと、断熱等級6はもう当たり前という状況です。
■ UA値は0.2台の会社も
東京・大阪・愛媛のような比較的温暖な地域(6・7地域)では、断熱等級6の基準はUA値0.46。数字が小さいほど断熱性能が高いことを表しますが、0.2台という会社も出てきています。私たちも負けていられないと、外張り断熱などに取り組んでいます。

性能が当たり前になった時代に何が求められるのか。私は、家づくりというより「暮らしづくり」だと思っています。
「予算が足りないから、何かをあきらめるしかない」という暗い話ではなく、工務店だからこそ「こういう家づくりもできますよ」とご提案できることが、まだまだあると思っています。
■ 実家リノベという選択肢
新築を希望されていても、どうしても予算が厳しかったり、ご実家があったりと、お客さんにはいろいろな選択肢があります。ご実家があれば、実家リノベをご提案することもあります。
■ リノベの方が向いている人も
新築を希望されていても、実はリノベーションの方が向いている方もいます。新築が良くてリノベが悪い、ということではありません。人によって最適なご提案はまったく変わります。
■ リノベも新築並みの性能に
リノベーションは新築よりも難しいと実感しています。だからこそ、既存の住宅をしっかり調査し、断熱も耐震も新築並みに高めていく。そうすることで暮らしが良くなり、お客さんの思いをつなぐこともできると考えています。
太陽の光や風に素直な設計や、冷暖房まで含めた計画、木や自然素材を活かした家づくり。地元の気候を知っている地場の工務店だからこそできる提案があると、日々感じています。

新築の一戸建て(注文住宅)の平均価格は、首都圏で5,216万円(東京都6,940万円)、近畿で3,905万円(大阪府4,188万円、京都府4,476万円)、愛知県で3,675万円、福岡県で4,031万円と、4,000万円以上が当たり前になりつつあります。愛媛でも3,500万円前後にはなっているのではないかと思います。
新築がここまで高くなっている今だからこそ、地場の工務店にできることを考え続けていきたいと思っています。
Q. 断熱等級6なら、どの会社で建てても同じですか?
A. 等級6は大切な基準ですが、それだけで暮らしやすさが決まるわけではありません。日当たりや風通しを活かした設計、冷暖房の計画、素材選びなど、暮らし方に合わせた提案ができるかどうかも大切です。
Q. 新築とリノベ、どちらがいいか迷っています。
A. どちらが正解ということはありません。ご予算、ご実家の有無、暮らし方によって最適な答えは変わります。性能向上リノベなら、断熱・耐震を新築並みに高めることもできますので、まずはお気軽にご相談ください。
新築かリノベーションか迷っている方、予算のことで悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
音声でも詳しく話しています。
stand.fm「#626 性能は当たり前!これからの住宅業界」