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「屋根? 外壁? 窓?」という家づくりクイズに、3歳の息子が正解。親子の会話を入口に、窓の断熱と夏の日射遮蔽の違い、ハニカムブラインドの役割を整理します。熱の出入りの割合は、住宅性能や窓の条件で変わります。
窓は暑さ・寒さ対策の大切な部分。割合は住宅条件で変わる
冬の断熱と夏の日射遮蔽を分けて考える
ブラインドの役割と、子どもの安全も確認する
休日、プールと温泉に行った翌日。私が仕事をしていると、3歳の息子が「お仕事する」とやって来ました。そこで、家について一つクイズを出してみました。
「住宅の熱が出入りする場所。屋根、外壁、窓なら、どこだと思う?」息子が選んだのは「窓!」。思わず「才能あるかもしれん」「仕事を手伝えるかもしれん」と、親ばかな気持ちになりました。
あとから理由を聞くと、「窓って言いたかった」。理屈を理解していた、と決めつける話ではありません。それでも、身近な家のことを親子で話せたのが、うれしかったんです。
窓は、住まいの暑さ・寒さを考えるうえで大切な部分です。ただし、「すべての家で必ず同じ割合」「どの家でも必ず一番」とは言えません。窓の面積や性能、方位、壁や屋根の断熱、換気などによって熱の出入りは変わります。
収録では窓の割合を「47%」と話しましたが、その数値の出典・計算条件を確認できていません。本記事では一般的な割合として採用せず、確認用の編集音声・動画では該当する数値説明を省いています。
日本建材・住宅設備産業協会の資料も、住宅モデルや断熱性能などの条件を定めた計算です。家づくりでは数字だけを覚えるより、「わが家はどの窓に、何が必要か」を確認する方が実用的です。
冬の断熱は、室内外の温度差による熱の移動を小さくする考え方です。窓全体の性能や、内窓などの改修方法を検討します。窓だけで家全体の課題が解決するとは限らないため、壁・屋根・床や換気も合わせて確認します。
一方、夏は太陽の熱を入れすぎない工夫も大切です。外付けシェードやすだれなど、窓の外側で日差しを遮る方法が候補になります。強風時の扱いや取り付け条件は、製品の説明書に従ってください。
冬に日差しを取り込みたい窓もあるので、「ずっと遮る」だけが正解ではありません。愛媛で家を考えるときも、方位、周辺の建物、季節ごとの日差しを見ながら判断したいところです。

わが家では、ハニカムブラインドを使っています。蜂の巣のような構造に空気層をつくり、熱の移動を抑える補助をするものです。窓そのものの断熱性能や、屋外での日射遮蔽と、役割を分けて考えると分かりやすくなります。
「付ければ熱が逃げない」「必ず電気代が下がる」とまでは言い切れません。製品、窓、使い方、住まいの条件によって効果は変わります。結露が出る場合の扱いも、説明書を確認してください。
小さなお子さんがいるご家庭では、操作コードやチェーンにも注意が必要です。手や首に絡まないよう、製品の安全対策を確認し、子どもの手が届かない状態で管理しましょう。
まずは、暑い・寒いと感じる部屋の窓を一つ見てみませんか。どちら向きで、いつ日が差すか。窓の外で日差しを遮れるか。冬に冷えや結露が気になるか。写真と時間をメモするだけでも、相談のきっかけになります。
親子の何気ない会話から、私自身も説明の仕方を考え直す機会になりました。答えを一つ覚えて終わりではなく、暮らしの中で「なぜ?」と話せることを、大切にしたいですね。あなたの家で、いちばん気になる窓はどこですか?

一律には言えません。窓の面積・性能・方位、建物の断熱性能や換気などで変わります。今回のクイズを、すべての住宅に共通する計算結果として受け取らないでください。
同じ役割ではありません。断熱の補助と日射を遮る対策は分けて考え、必要に応じて屋外側の日よけを検討します。
ブラインドのコード・チェーンが絡む事故を防ぐため、製品の安全装置と説明書を確認し、子どもの手が届かないよう管理してください。
詳しい音声はこちら:
https://stand.fm/episodes/6aa85e392c69f274bb9e7bf9
この記事を書いた人:
佐々木佳範。愛媛県四国中央市の工務店「ささき建設」代表。設計・施工・暮らしの視点から、地域の家づくりについて発信しています。