ブログ
約6年、ほぼ毎日続けていたブログが、体調を崩したことをきっかけに止まりました。そこから私が気づいたのは、発信が日々の学びや気づきを促していたこと。休むことも家族との時間も大切にしながら、また戻れる形を考えます。
この話の要点:発信の価値は、連続日数だけではなく、日々の気づきや学びが増えることにもある。

こんにちは。愛媛県四国中央市の工務店「ささき建設」の佐々木佳範です。
「毎日発信できるのは、話すことがたくさんあるからですよね」。そう思われるかもしれません。でも、私も最初からそうだったわけではありません。
約10年前に家業を継ぐため愛媛へ戻った頃、それまで経験していた鉄骨・RCの現場監督とは違う仕事が待っていました。木造住宅、マーケティング、住宅ローン、個人のお客さまへの営業。学ぶことばかりでした。
父の話を録音し、何度も聞き直したこともあります。一朝一夕には身につかないからこそ、毎日ブログを書こうと決めました。WordPressで約6年、ほぼ毎日更新を続けていた時期があります。
お客さまから「専務、いつもブログ見てます。楽しみにしてます」と声をかけていただくこともありました。発信が、お客さまとの会話のきっかけになっていたことを覚えています。
そのブログが止まったきっかけは、コロナで1週間ほど体調を崩したことでした。健康でなければ、やりたいこともできません。
休んだこと自体が悪かったのではありません。ただ私の場合は、1日、2日と更新できない日が続いたあと、再開しないままになってしまいました。
振り返って考えたいのは、「休まない根性」よりも「休んだあと、どう戻るか」です。毎日という数字だけを目標にすると、本来の目的が見えにくくなることもあると感じます。
ブログを書いていた頃の自分を振り返ると、いつも「今日は何を話そう」と考えていました。日々の仕事や会話が、そのまま学びの入口になっていたのだと思います。
家づくりの仕事では、私たちにとって当たり前のことが、お客さまには初めて聞く話であることもあります。伝えるつもりで仕事を見ると、「ここを説明すると役立つかもしれない」と気づけます。
今も散歩中に話題を思いついたら、自分だけが見られるGoogleカレンダーにメモしています。その場で完成した文章にしなくても、話題の種を残しておけば、あとで話し始めやすくなります。
私の場合は、伝えようと考えることで気づきが増え、調べたり考えたりする機会につながりました。これは私自身の実感であり、発信すれば誰でも同じ結果が出るという話ではありません。

今は会社の1階を歩きながら、スマートフォンで音声を録ることもあります。外付けマイクがなくても、まず自分の言葉で話すことから始めています。
話した内容はAIで文字起こしし、ブログなどの原稿づくりに活用しています。ゼロから文章を書くときとは違う入口ができました。
ただし、AIに整えてもらった文章を、そのまま正しいと決めつけることはできません。言いたかった意味、人名、数字、会社名を確認し、最後は自分の発信として整えることが大切だと考えています。
これは「たくさん投稿するため」だけではなく、日々の経験を伝えやすくするための使い方です。

自分も完璧にできているわけではありません。だからこそ、今回の話は自分に言い聞かせている面もあります。
休むときは休む。息子との時間を大切にするときは、大切にする。そのうえで、小さな行動をまた積み重ねていきたいと思っています。
明日から大きく変えなくても大丈夫です。まずは、今日気づいたことを一つだけメモしてみる。それなら、発信を始める前にもできると思います。
あなたが今日、人に伝えたいと思ったことは何ですか?
この記事は毎日投稿を義務にする話ではありません。私が大切にしたいのは、学びや気づきを残し、無理のない形で続けることです。
私は散歩中などに思いついた話題をメモしています。仕事で聞かれたことや、その日に気づいたことを一つ残すところから始められます。
下書きとして活用し、意味や人名、数字、会社名などを確認してから使います。
詳しい音声はこちら:
https://stand.fm/episodes/6aa7185237d8659dedaf329a
この記事を書いた人:佐々木佳範。愛媛県四国中央市の工務店「ささき建設」代表。家づくりの現場と日々の学びを、自身の経験から発信しています。
原資料:2026年9月14日分 #607の収録音声・ブログ原稿。記事は音声をもとに読みやすく再編集し、一部に実践の提案を加えています。