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結論:シロアリは地面から来るタイプだけではありません。地下から蟻道をつくるタイプと、飛来して乾いた木材へ直接入り込むタイプがいるため、確認する場所を分けて考えることが大切です。
リフォームやリノベーションでは、水回りの木部が傷んでいるケースがあります。床下や基礎の表面に、土で固めたような蟻道が見つかることもあります。
ただし、見た目だけで原因や被害範囲を断定することはできません。蟻道、木部の状態、水分、換気などを専門家に確認してもらうことが大切です。
ヤマトシロアリやイエシロアリは、土中や湿った環境と関係が深い種類です。土などを使って蟻道をつくり、その中を移動して木材へ到達することがあります。
対策の基本は、土と木部を近づけないことです。ウッドデッキなどを土に近い状態で設置すると、確認しにくい場所に侵入経路ができることがあります。土間コンクリートがあっても、ひび割れや隙間があれば点検が必要です。
アメリカカンザイシロアリのように、乾いた木材を加害し、飛来した個体が木材へ直接入り込むタイプもいます。
地下性のシロアリとは侵入経路が異なるため、床下だけを見れば十分とは限りません。ウッドデッキや外構材など、屋外の木材も含めて状態を確認する視点が必要です。
地域によって発生状況は異なります。インスペクションもしておりますのでお気軽にご相談ください。
シロアリはひとくくりにできません。地面から蟻道をつくるタイプもいれば、飛来して乾いた木材へ直接入るタイプもいます。
「地面から」と「空から」の違いを知っておくと、床下だけでなく、外壁まわり・ウッドデッキ・外構材まで点検する必要性が見えてきます。
詳しい音声はこちら:
https://stand.fm/episodes/6a9cc177a53f1b09cc506207
佐々木佳範。愛媛県四国中央市の工務店「ささき建設」代表。
地域の気候や暮らしに合った家づくりを、設計・施工・維持管理の視点から発信しています。